2009/07/29

0001 哀愁の「ネンド」に 初瀬ダムは見えただろうか

哀愁の「ネゾン」に 初瀬ダムは見えただろうか 奈良県 桜井市 三谷

001  哀愁の「ネンド」に 初瀬ダムは見えただろうか

はあ~るば~る来たぜ~「函館」ではなっくって、「寝地蔵」さんに。

本日のコース
近鉄大阪線 榛原駅---バス・奈良交通---並松(なんまつ)---藺生(いう)---青龍寺
---三谷 寝地蔵(ネンド)
---瀧倉・西法寺---樹齢400年のしだれ桜---滝倉明神---小夫
---笠---荒神社---妙円寺---初瀬山
---白河(しらが)---近鉄大阪線 長谷寺駅
地図1:25000  大和白石、初瀬

ネンド
これが寝地蔵さんですか、
いや、いや、とうとう来ました寝地蔵さんに。

榛原からバスに乗って並松で降りて、青龍寺前の旧道をと思い、
農作業のおじさんに聞いたら、
手入れがあんまし、してないから行けるかな~と。

ひぇ~本日は道中長いから旧道をあきらめて、
コンクリート道をテクテクと産業廃棄物置き場なんぞを見つつ、
ようやく着いたのであります。

見事に転けてます。ほんま!
右に阿弥陀、左に地蔵を彫った磨崖仏さんが、コロリンと寝てます。

しかし自然に割れまっかという素朴な疑問が?
なんかいわれがあるかもと?
延慶二年(1309)「ネンド」と呼ばれてるそうです。

すぐ脇には建武二年(1335)地蔵
「光背面に計十個の小月輪を刻んで「カ」地蔵の種子を刻んでいる」奈良県史より

この丸いのがそうなんですね、
ところで小月輪て?ナゾがナゾを呼びます。
そこで広辞苑から、なんとゲツリンではなくって、ガチリンなんですね。
「清浄な悟りの心」わたしとは対極の心でございます。

こうして石仏好きおじさんの旅は「清浄な悟りの心」を求めて、
今日も続くのであります、たぶん。

哀愁の「ネゾン」に 初瀬ダムは見えただろうか
青竜寺  宝篋印塔
哀愁の「ネゾン」に 初瀬ダムは見えただろうか
滝倉へ滝倉へ
ネンドさんを後にして、
ここからはようやく地道へと、三谷を経て滝倉へ滝倉へと、

哀愁の「ネゾン」に 初瀬ダムは見えただろうか

この道がいいんです、
これがまたハイ!と言うてるうちに、
滝倉の永禄七年(1564) 十三仏が迎えてくれました。

哀愁の「ネゾン」に 初瀬ダムは見えただろうか

そして西法寺 地蔵石仏 天文十年(1541)
重厚な面もちを持ちながら、
フーテンの寅さんを想ってしまう、そのお顔が、お顔が~

石段を上がった西法寺には、
ワンコとおばあちゃんが出迎えてくれました。
ここからの眺めも絶景かな絶景かな~。

哀愁の「ネゾン」に 初瀬ダムは見えただろうか
樹齢400年のしだれ権現桜

哀愁の「ネンド」に 初瀬ダムは見えただろうか
滝倉明神には弥勒仏 鎌倉末期

味がありますよね、しげしげとお顔に体中を眺めてしまいました。
このずんぐり、ブリブリがいい~

哀愁の「ネゾン」に 初瀬ダムは見えただろうか
小夫の名号磨崖碑   天正11年(1583)  

哀愁の「ネゾン」に 初瀬ダムは見えただろうか
奈良県 桜井市 小夫  天神社      石灯籠  嘉暦2年(1327)

笠への道
小夫までいったん出て、
「小夫の名号磨崖碑」を探そうとしましたが、
断念することに、時間が押してますから。

しかし、ここ小夫から笠まで長いのなんのって、
コンクリート道をひたすら、テクテク&テクテクと、
へたばってきますし、ガッツ、だぜ~と励まして、

哀愁の「ネゾン」に 初瀬ダムは見えただろうか
笠の応永二十二年(1415)不動磨崖仏
なにやら可愛らしい不動明王さんが佇んでおられます、
当時はこの川の横に道があったんでしょうか。

不動明王には、
可愛らしい系とか、ユーモラス系が多い様な気がするんですが、
皆様はどうお感じでしょうか?

それとも怖い、怖い不動明王が、
チョッピリでもブリッコして可愛いらしかったりすると、
その印象が心に残ったりするんでしょうか。

哀愁の「ネゾン」に 初瀬ダムは見えただろうか

つうわけで、可愛いらしい不動明王さんから、
元気をもらい、荒神社の不動石仏  室町後期

妙円寺にて地蔵、室町後期とご対面して、後は帰るだけです。

そして、この時には、この後起こるであろう、
悲惨な出来事など、想像もできなかったのでございます、
南無阿弥陀仏です。

哀愁の「ネゾン」に 初瀬ダムは見えただろうか
迷子になる前に最後に見た!初瀬ダム

初瀬ダムとのご対面は
しかし帰るつうたって、たって・・・
結論は纒向までゴーです。

西へ、西へ、ひたすら西へコンクリート道を。
へたばり心の中では、高橋尚子選手だって、こんな道は走りまへんで~

その時です、心の中の悪魔君が囁いたのです!
「旦那 ダンナ だんな こないだ長谷寺から龍王山まで歩きましたがな、
あの道、あの道ですよ、やっぱ山道が一番でっせ」

我に返った時は、もう山道を歩いてました。
へたばり体には、やっぱ山道が、一番よねえと独り言を言いながら~
そして、そのまんま道に迷っちゃいました。
(どうやったら、この道で迷うの&災難は忘れなくとも、やって来る)

迷って、迷ってコンクリート道に出ました、
思わず私はちっちゃい声で叫びました「不動明王さま~」遅いつぅうの。
どうも初瀬山と巻向山の真ん中の道に、出たようです。

その後は南へ、南へとひたすら南へと、コンクリート道を長谷寺駅まで。
駅に着いた時は、御約束道理に真っ黒毛の毛でございました。

みなさんも一度や二度や、こんな経験していらっしゃいますよね?
三度の人もいらしゃるかと思います、たぶん。

えっ!四度ですか、負けました BY 麻性太郎でございます

あとがき
みなさん、どでしたでしょうか?
愛と真実と石仏を追い求めたおじさんの記録である、
石仏の辻、記念すべき第一号は。

きっと!好き嫌いがハッキリすると思いますが。
嫌いな人は、見なかったと言うことで手打ちで。

おもろいやないけ~と思われた方は、
ずずい~と、引き続き御観覧くださいまし。

本文でも書きましたが、ネンドさんから、三谷そして滝倉への道が最高です~
騙されたと思って歩いてください、お礼はいりまへん、メールください。

近年、小夫からのバス路線が消滅いたしました、
誠に残念、無念、珍念でございます。
帰りは歩くしか無いと言う事になってしまいました。

足腰が適当に動くうちに、このコースを歩く事を御奨めいたします。
都祁方面から、自然の摂理に従って上から下への長谷寺へと。

元気が余ってる者は笠でソバを食して、
纒向へ、初瀬山へ、巻向山へと駆け抜けてくださいませ。


石仏の辻 | Comments(3)
Comment
熱燗・・いや、圧巻!
タケチャンマンさんおばんです。
いやぁ~はらはらドキドキ・・・
これだけあちこち行脚されているタケチャンマンさんも道に迷うことがあるのですね。
随分無責任な悪魔もいたものです。

ところで・・・非常に恥ずかしいのですが
「ネンド」さんたちが写真からわからないのです・・このでっかい石がそうですか???
「そんなこともわからんとこのブログに来るな~!」と言わんといてくださいね。
あと、写真の上にカーソルを持っていくと
「哀愁の「ネゾン」・・・」と出ます。
(ま、これはどうでもいいんですけど(^^;

不動明王さんのこと、言えてます!
たしかこちらでそんな可愛いお顔を拝見したような・・・ストラップにしたい様でした。

十三仏さんですか?
上から下に徐々に薄くなるグラデーションがいいですね。下は人が触るからでしょうか??

ど素人の私にも楽しいレポでした。
ありがとうございます。

ごめんなさい!
違うパソコンで見たらちゃんと見えました!
ほんに、転けてます、転けてます!
かなり疲れそうな体勢ですね。
転けてナンボ
かま猫さん今晩は。

700年も寝てたら、ホンマ、床ずれしますは。
寝返りも、うてまへんし、

かま猫さんの怪力でゴロリンしておくれやす~

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